買い物をする時間は作りますが、モノを捨てる時間はあまり作りません。買い物をする時間に比べて、モノを捨てる時間のほうが多い人はほとんどいないのではないかと思います。私の場合も、圧倒的に買い物をする時間のほうが多いです。
断捨離をするようになってモノを捨てるために時間をとるようになりましたが、まだまだ買い物をする時間のほうが多いです。
買い物は楽しいので、ついついいろいろなお店に行っていろいろなモノを買ってしまいます。また、選ぶのにも時間がかかってしまい、ついつい買い物にかける時間はかかってしまいます。
買い物をする時間が多いことがダメだといっているわけではありません。それに比べてモノを捨てるのにかける時間が少ないということが言いたいのです。
買ったモノを捨てないとモノがどんどん増えます。
究極を言えば、買ったモノのほとんどはいつか捨てます。一生捨てないモノもあるかもしれませんが、今持っているもので一生捨てないモノがどのくらいあるかということです。
(捨てるモノ)=(買ったモノ)+(人からもらったモノ)ー(人にあげたモノ)ー(一生持っているモノ)
厳密にいったら違うかもしれませんが、だいたいこういうふうになるかと思います。人からもらったモノと人にあげたモノがほぼ同じくらいの量だとすると、買ったモノは、一生持っているか捨てるかになります。
買ったモノをすべて一生持っていたら相当な量になってしまいますので、結構な量のモノを捨てることになるはずです。モノを捨てないでいると、年をとるにつれてモノが増えていくということです。
モノが増えても収納するスペースがあればよいのですが、そうすると年をとるにつれて大きな家に住まなくてはならなくなります。
ですので、定期的にモノを捨てなくてはならないと思います。
一人暮らし1年目はほとんどミニマリスト
一人暮らしを始めた1年目はそんなにモノがなく、ほとんどミニマリストの状態だったと思います。まずは必要なモノを買っていくと思います。あれが必要、これが必要と必要なモノを買っていきます。
日本の場合は、四季がありますので、冬用、夏用、春と秋用のモノが1年経つとそろうと思います。
必要なモノがそろっても買い物をやめる人はいないと思います。まだまだモノは買うと思います。それでどんどんモノは増えていきます。結構、不用品も増えます。
モノが増えるとこんどは広い部屋に住みたくなったりします。モノが増えるにしたがって広い部屋、広い家に住みかえていけばよいのですが、それにも限界があるのではないでしょうか。
住む家の広さに限界が来てしまったら、モノの量は一定にしないといけないので、買ったモノと同じくらいモノを捨てなくてはいけなくなります。
このくらいになるとモノを捨てる時間をとらなくてはいけなくなります。モノを捨てる時間をとらなくてはいけないことに気付きます。
モノを捨てるのにも結構時間がかかります。
モノが結構増えてからですとモノを捨てるのにも時間がかかります。捨てるモノと残すモノを分けるのが大変です。
モノを捨てる時間をとらないとモノが増えすぎて収納できなくなり、済みにくくなるので、モノを捨てる時間をとったほうが良いはずです。
最低限、買ったモノと同程度のモノを捨てる時間をとらないといけなくなります。なかなかこのことに気付きません。私の場合、これに気付くのが結構遅かったです。
買ったモノと同じくらいモノを捨てなければならないことに気付いても、モノを捨てた経験が少ないとなかなかモノを捨てる決断が付きません。たいていの場合、捨てようか残そうか迷ってしまいます。
モノを捨てるにも経験が必要です。断捨離という言葉がはやるようになったのは、モノを捨てるのにもある程度コツやノウハウがあるからではないかと思います。
このコツやノウハウを知らないとモノを捨てようか残そうかという決断がつかないで、モノを捨てる時間が多くかかるのではないでしょうか。
ホテルに泊まるとホテルのような部屋に住みたくなります。
ときどきホテルに泊まると、ホテルのような部屋に住んでみたいなと思うと思います。ホテルの部屋はきれいで、普段暮らしている部屋と違って気分が良いと思います。ホテルの部屋は快適に過ごせる必要最低限なモノしかありません。ですので、きれいなのだと思います。
ホテルのような部屋にするには、相当モノを減らさなくてはなりませんので、モノを捨てる時間を多くとらなければいけないということです。