「なぜ、モノを捨てられないのでしょうか?」で書いたように壊れない限り、モノを捨てることは難しいです。しかし、ホテルのようなシンプルな部屋にするには、モノをかなり減らさないと達成できません。
今、私の部屋は、断捨離でかなりモノが減りました。しかし、昔は、もったいなくてなかなかモノを捨てられないほうでした。
収納するスペースがなくなり、雑誌や本が積んであったあったり、服を収納ケースにいれて床に置いてあったりしていました。そんなモノで部屋が狭くなっていました。
そんな状態ですとどこに必要なモノがあるのかわからなくなり、必要な時に出てこなく、大騒ぎで探したりしていました。
しかし、あるきっかけでモノをどんどん減らすようになりました。
スキャナーを買ってから本を捨てるようになりました。
きっかけは、連続スキャンできるスキャナーScan SnapとDISK CUTTER DC-210Nを買ったことで、本をスキャンするようになってから、本が捨てられるようになりました。
Scan Snapで本を300冊以上は、スキャンして捨てました。ということは300冊以上本を持っていたということです。本は、また読むかもしれないと思ってすてられません。たまりにたまってこんなに多くなりました。
この中には、マンガも含まれています。ある時期、マンガをシリーズ全巻大人買いして読んだ時期があって、これも増えた原因です。
本をバラバラにするのに時間がかかるので、一日に30冊くらいしかスキャンできなかったと思います。結構、重労働でした。多分、半年間くらいかけて、ときどきスキャンしてたような気がします。
ときどき、マンガをスキャンしているときにマンガを読み始めたりもしていましたので、結構長い期間かかっていたと思います。
しかし、これで本がかなり減って、スペースができ始めると結構これもいいかなと思い始めました。300冊の本は相当なスペースですので。
本の次に捨てたのは、服です
本を捨てて部屋にスペースができ始めると、断捨離のスイッチが入ったようです。次に服を大量に捨て始めました。
古い服は、着ることができても着ません。そんな服を大量に捨てました。流行に疎い私でも、やはり着なくなる服は大量にありました。
そのころ、断捨離の本や、捨てる技術という本も読んで、それでさらに加速していきました。本を読むと少しモチベーションがアップします。
また、本と服が大量に減ると、モノが減った感があって、部屋がきれいになっていきます。目に見えて成果がでてくると、これでもモチベーションがアップします。
だんだん捨てることができるようになっていきました。
断捨離の本をよんでモノを買う量も減りました。
さらに、断捨離の本を読んだりしているので、モノを買う量も減りました。モノを買う量を減らさなければ、せっかく捨ててモノが減っても効果がありませんので。
モノを買ったらモノを捨てるようにもなりました。モノを買うスピードよりもモノを捨てるスピードを速くするようにしました。こうすると長期的にモノが減っていきます。
ミニマリストまではいきませんが、今ではかなりモノが減っています。
最近は、ミニマリスト関連の本を読んで、モチベーションをアップしています。ただし、本を買うとモノが増えるので、本屋さんでちょっと読む程度が多いですが。
ルールを作るとモノを捨てることができる。
モノを捨てるのはなかなか難しいです。モノを捨てるのがなかなか難しいということは、意識的に認識したほうがモノが捨てられます。そして、ある程度のルールを作るとモノを捨てることができます。
私は、スキャナを買ってから本が捨てられるようになりました。スキャナでデジタル化していつでも読めるようにして捨てることができるようになりました。
ルールを作って、そのルールに当てはまるモノをすてるとモノを多く捨てることができます。ルールの例をいくつか紹介します。
- 商品の入っていた段ボールは捨てる。
- レジ袋など袋類はある枚数以上になったら捨てる。
- 雑誌は1カ月以上経ったら捨てる。
- 新聞は2日経ったら捨てる。
- 広告は捨てる。
- 本はスキャナでデジタル化したら捨てる。
- 靴はかかとがある程度減ったら捨てる。
- 履けなくなるまで汚れた靴は捨てる。
- 体のサイズが変わり着れなくなった服は捨てる。
- 穴が開いたり、汚れが付いたり、いたんで着れなくなった服は捨てる。
- 流行が変わってきて着れなくなった服は捨てる。
- ある期間(1年くらいかな)以上着なかった服は捨てる。
- 2個以上同じような用途のものがあるものは1個にして、あとは捨てる。
- ある期間(1年くらいかな)以上使わなかったモノは捨てる。
- 賞味期限が過ぎた食品は捨てる。
ルールを作って試してみて、問題がなかったルールに当てはまるものはどんどん捨てていくとある程度の量をまとめて捨てることができます。
試してみると案外問題ありません。断捨離関係の本を読んでみて、大丈夫そうなモノを試してみると良いと思います。このブログでもどんどん紹介していきたいと思います。
モノが少ない生活は、快適です。
モノが少ない生活が快適だと思うとさらにモノが捨てれるようになります。モノが少ないと掃除も楽になっていきます。モノを動かす必要がなくなってくるからです。そうすると、好循環で掃除もするようになります。
モノを減らして、きっかけをつくり、モノが少ない生活が快適と思えるようになると、モノが捨てれるようになっていくのだと思います。
ホテルの部屋の写真を見ると、断捨離のモチベーションがアップする
ときどき、ホテルに泊まると部屋の写真を撮ってきます。なぜかというと、ホテルの部屋の写真を見ると、断捨離をしようかなと思うからです。
ホテルに泊まると快適で、こんな部屋に毎日住みたいなと思います。ホテルに泊まっているときは、快適でそんな風に思うのですが、帰ってきて何日も経つとその記憶が消えて、断捨離のモチベーションが下がってくるからです。
ホテルの部屋の写真を見ると、ホテルに泊まっていたときの記憶がよみがえり、その時の快適な生活を思い出します。そして、断捨離のモチベーションがアップします。
ホテルの部屋の写真を見ると、机の上のモノは少なくしようかなとか、机の上はいつもきれいにしておこうかなと思います。そして、不要なモノは捨てたり、机の上を整理、整頓したり、掃除したりしようと思うようになります。
こんなホテルの部屋の写真は、私にとって断捨離のモチベーションアップの道具です。
机の上をきれいにしていると、作業の効率もアップする
机の上をきれいにしておくと、作業にすぐに入れますし、作業の効率もアップします。こんな体験をする何回もすると、また机の上をきれいにするようになります。こんな好循環で普段の作業の効率がアップします。
テーブルの上なんかも、いつもきれいにしておくとすぐに料理を並べられます。テーブルの上が汚いと、まずテーブルの上をきれいにしてからでないと料理が並べられません。
テーブルの上がいつもきれいだということは、食事のあとにすぐにテーブルをきれいにするので、その時に作業が発生して同じことかもしれませんが、テーブルの上がきれいになっている時間数が全然違います。
テーブルの上がきれいになっていると気分もよいので、その時間数をできるだけ長くしたほうがよいです。
このようなきれいな記憶をたくさん積み重ねて、良さの記憶が積み重なっていくと、だんだんその記憶で習慣にもなっていきます。机の上や、テーブルの上をきれいにすることが条件反射的な習慣になっていきます。
キッチンがきれいだと、料理をするようになります。
また、キッチンがきれいだと、料理をしやすいので、料理をするのが苦にならなくなります。キッチンに洗い物が残っていて汚いと、洗い物を片付けないと料理ができません。洗い物を片付けるのがハードルとなって、料理になかなか入れなかったりします。
料理はおいしいものが作れて創造的な作業なので、料理が好きな人は多いと思います。しかし、洗い物が嫌いな人も多いと思います。洗い物をしないと料理ができない状態だと、料理をする意欲も下がってきたりします。
これもきれいなキッチンが快適だという記憶を積み重ねて、キッチンをきれいにする条件反射的な習慣にすればよいのです。
最初は、意識的にキッチンをきれいにして、快適に料理に入れる状態にします。それを繰り返すと条件反射的な週間になっていきます。
また、キッチンをきれいにするのを楽にする方法としては、キッチンに置いてあるものを少なくすると良いです。キッチンの収納スペースが少し空いているほうがモノの出し入れが楽でキッチンをきれいにしやすいです。
キッチンで使うモノを断捨離したほうが良いようです。
断捨離は、好循環を生み出します。
まず、断捨離のモチベーションアップのきっかけを作り、断捨離をして部屋をきれいにしておくと、その記憶で条件反射的な週間になって、いろいろな好循環を生み出します。
意識的に自分の断捨離のモチベーションアップできる方法を分析して、その方法で断捨離のモチベーションアップをすると断捨離が進み、いろいろな好循環が自然と発生していきます。